映画界のデジタルへの変革を伝える映画「サイド・バイ・サイド」で考える映画界の未来







キアヌ・リーブスが制作・出演(進行役)した、映画の制作手段による、フィルムからデジタルへの
変遷を映画監督・撮影監督・俳優・編集者たちへのインタビューを交えて伝える2012年公開の
ドキュメンタリー映画『サイド・バイ・サイド フィルムからデジタルシネマへ』を見ました。

技術的なことも含め、映画を作る裏側も覗けるので、非常に興味深く楽しめる映画でした。

公開からすでに5年が経っていますが、、、
映画製作の内情を知るキッカケになりました。

 

映画製作におけるデジタル化

この映画はキアヌ・リーブスがインタビュアーとして、映画に携わる人たちへの
インタビューを通して、現代の映画界のフィルムからデジタル化への変遷を伝えています。

デジタル化を歓迎する人もいれば、フィルムを愛する人もいる。

今では当たり前になってきているデジタルカメラですが
かつてはフィルムカメラしかなかったのです。フィルム1巻につき撮影できる時間はなんと、
10分だそうです!!

1巻のフィルムが終わると撮影もストップせざるを得なく、フィルム交換の時間が
休憩タイムなんだそう。
映像として確認できるのは翌日になってから。

一方、初めてデジタルカメラで撮影された映画は、デンマークの映画『セレブレーション』という映画だそうです。
撮影に使われたカメラは、SONYのPC3というビデオカメラ。

そのころが転換期になり、年々デジタルの映画が増えてきました。

当初のデジタルカメラは解像度が低いことが課題でしたが
それから約20年、カメラのテクノロジーは格段に進歩しています。

監督によって好みは分かれる

監督によって、フィルムやデジタルへのこだわりが見れるのも
面白いです。

ボクも大好きな映画監督であるクリストファー・ノーラン
今もフィルムで撮影しているそうです。
反対にデヴィッド・リンチはデジタル派。

やはりデジタルの良い所は、カメラをずっと回し続けられることにあるようですね。
時間の制限がなく、演技の流れを止めることなく撮影できるんですね。
あと、カメラが軽くて機動性が良いところもデジタルを推進する監督にとっては
ポイントに挙げていました。

 

近年のフィルムで撮影された映画

なにかと外に追いやられている感じのフィルムですが、今でもフィルムは使われています。

最近の有名どころでは、クリスファー・ノーラン監督の作品(バットマン 3部作など)
はフィルムですし

スター・ウォーズ/フォースの覚醒』なんかもフィルム撮影みたいです。

先日のアカデミー賞で史上最多14部門ノミネート、6部門受賞した話題のミュージカル映画
La La Land』もフィルムですね。

予告編を見ましたが、言われて見ると、色の深みや鮮やかさや
明と暗のコントラストあたりがフィルムっぽい感じなのかな・・・。と
なんとなくですが、バシバシ感じました(笑)

映画の保存について

意外ですが、保存に関してはフィルムに軍配が上がるといいます。

2017年現時点での情報は定かではないですが、2013年時点では
デジタルでの映画の保存が完全ではないようです。

フィルムは保存環境が良ければ、100年はそのままの状態で保存できるみたい。

これは少し驚きました。

ちなみに、この映画『サイド・バイ・サイド 』のプロデューサーであるキアヌ・リーブスは
インタビューを通して、映画を適切に保存するにはフィルムが好ましいと知ったため
この映画『サイド・バイ・サイド 』はデジタルで撮影されたが、フィルムに変換して
保管しているそうです。

なんとも皮肉な話ですね(笑)

 

まとめ

今はネットで映画が見られる時代です。
テクノロジーの進化は、凄まじく猛スピードで進化しています。

写真におけるフィルムカメラもそうですが、フィルムは色の柔らかさなど
特徴がありますが、反対に商業の世界だと不便な点もあるんですね。

ですがフィルムでもデジタルでも、結局は作品としてどうか。
ということなので、どちらが良いとは言えないと思います。

この記事では触れませんでしたが、デジタルによる映画配給や編集の面にも触れていますので
詳しくは映画をごらん頂ければと思います。

勉強にもなり、映画界の裏側を覗ける貴重な映画でした。
出演者が豪華でテンポも良いので、すいすい見れますよ。

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