2014年に制作され公開された、HBOの海外ドラマ『TRUE DETECTIVE / 二人の刑事』シーズン1をAmazonプライムビデオで見ました。
オスカー俳優の、マシュー・マコノヒーが制作にかかわっていて、主演もしているので気になって見てみました。
全8話なのですが、まるで長い映画を見ているような、濃密なドラマでした。
今回は、このドラマのあらすじや、ネタバレ感想などを書いていきます。
目次
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海外ドラマ『TRUE DETECTIVE』とは


出典:Amazon.co.jp
『TRUE DETECTIVE』は、ゲーム・オブ・スローンズなどの名作を送り出してきた、アメリカのテレビ局のHBOが制作するテレビドラマです。
2014年にシーズン1が放送され、2020年1月現在で、シーズン3までが放送されています。
各シーズン8話で構成され、シーズンごとにストーリーやキャストが変わるのが特徴です。
優れたドラマとして人気があり、数々の賞も受賞している海外ドラマなんですね。
・第66回エミー賞5部門受賞
・第72回ゴールデングローブ賞 作品賞、主演男優賞、助演女優賞ノミネート
・批評家協会賞 主演男優賞受賞
なにより、オスカー俳優のマシュー・マコノヒーが主演とだけあって、非常に注目度が高いドラマですね。
ダークなトーンで展開されるシリアスなドラマが好きな人におすすめ出来ます。
True DetectiveのS1、第一話を見てみたら作風がめっちゃ好みで驚いた。
謎めいていて重苦しいムードが最高。あと割とどストレートに反出生主義に言及するのは映画やドラマでは珍しい感じがして(あくまで私の体感ですが)、少し驚いた。これは続きも見るしかない…😆 pic.twitter.com/OuSdHwTOry— なっつ (@Natsunatsu3003) January 2, 2020
海外ドラマ『TRUE DETECTIVE』シーズン1のキャスト
『TRUE DETECTIVE』のシーズン1のキャストをご紹介します。
マシュー・マコノヒー


出典:eiga.com
アメリカ出身の俳優、マシュー・マコノヒー 。
1993年からキャリアをスタートし、その演技力には定評があり、ストイックに役になりきる俳優として評価を得ています。
2013年公開の「ダラス・バイヤーズクラブ」にて、アカデミー賞主演男優賞を獲得しているマシューですが、翌年のこの『TRUE DETECTIVE』では、主演の捜査官ラスト役で出演しています。
個性的で複雑なこのラストというキャラクター像を見事に作り出していました。
神がかった演技が凄まじく印象に残っています。
ウディ・ハレルソン


出典:Wikipedia
アメリカ出身の俳優、ウディー・ハレルソンです。
数々の映画に出演経験を持つ俳優で、特に悪役や一癖ある役柄が得意で、名脇役ともいうべき存在ですね。
この『TRUE DETECTIVE』では、マシュー・マコノヒーとのダブル主演の、捜査官マーティ・ハート役で出演しています。
存在感は抜群で、マシューの陰に隠れることなく、ラストとは対照的なキャラクターの中にも個性を出していました。
マーティンは、何かと言い訳をつけて浮気したり、すぐキレたりと、だらしなさが際立つキャラクターです。
人間らしいともいえます。
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海外ドラマ『TRUE DETECTIVE』シーズン1の監督
『TRUE DETECTIVE』のシーズン1の監督は、2020年公開の『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』でもメガホンをとった、キャリー・フクナガです。


出典:Front Row
今後も大注目の監督なので、是非チェックしたいところです。
過去の作品で有名なのは、『ジェーン・エア』
海外ドラマ『TRUE DETECTIVE』シーズン1のあらすじ
舞台は1995年、アメリカ・ルイジアナ州の田舎町に、怪奇的な状態で発見された1人の女性の遺体。
17年間におよぶ、この猟奇殺人事件を捜査する2人の捜査官、ラスト・コール(マシュー・マコノヒー)とマーティ・ハート(ウディー・ハレルソン)。この2人の目線でストーリーは展開していく。
そして、このドラマは、”現在と過去”が入り混じる形で展開されていきます。
現在とは、1995年から17年後の2012年。新たに起きた殺人事件の参考人として呼び出されたラストとマーティが過去を回想する形で進んでいきます。
次第に過去と現在が交差していく展開は見ものです!
海外ドラマ『TRUE DETECTIVE』シーズン1の感想
『TRUE DETECTIVE』シーズン1を見た感想を書いていきます。
8時間の映画を見ているような、そんな濃厚なドラマでした。
※ここからはネタバレを含みますのでご注意ください!
ドラマの序盤
第3話までは、正直言ってだらだらと話が進んでいき、展開もそれほどないので退屈を感じていました。
主に、マシュー演じるラストの変人っぷりを説明するような内容で、
この先見るのをためらってしまうほどでしたが、第4話目あたりから、急に展開が激しくなります。
第4話「潜入」にて、ラストはかつて麻薬捜査官時代に潜入した組織がかかわっていると知り、再度潜入を試みます。
このあたりからアクションシーンや、ストーリーに幅が出て行き面白くなってきます。
なので、最初は退屈でも諦めずに見て欲しいです。
ラストとマーティンの関係性
このドラマの見どころのひとつに、主役の2人であるラストとマーティンの友情というのがあります。
変わり者のラストは、警察署内でも浮いた存在で、思ったことははっきり言うタイプなので、どんどん敵を作っていく中、マーティだけが彼の味方でした。
食事に招待したり、社交的なマーティは友情を深めようとしますが、まったくの正反対な性格でニヒリストなラストを理解できずにいます。
ですが、長年コンビを組むにつれて、信頼できる相棒になっていくのがわかります。
そして、ドラマ後半では、仲たがいしていた2人はまた協力して未解決の事件にケリをつけることになります。
マシュー・マコノヒーの演技
このドラマでの、マシュー・マコノヒーの演技は卓越していました!
過去に悲劇があり、心を閉ざして開こうとしない偏屈なキャラクターを鬼気迫る演技で演じました。
事件解決のために真っ直ぐ行動する捜査官でありながら、心に闇を抱え、麻薬中毒でアルコール依存だった過去もあり、複雑な設定の役どころでもありました。
ほんとうに薬物中毒のような、不健康な目や表情など、完全に役になりきっていましたね!
この物語は、ひとりの男が光を見出していく物語でもあるように思います。
サスペンスと人間ドラマ
このドラマは、殺人事件の犯人探しというミステリーやサスペンス的な要素の中に、人間ドラマを強く打ち出しているドラマです。
本格的なミステリードラマかと思いきや、一見どうでもいいようなシーンが挟まれます。
(マーティンの浮気現場のセックスシーンなど)
人間の弱さが強調される場面も多く、このドラマのメッセージ性を感じる部分でもあります。
なので、一筋縄ではいかないドラマですね。
あくまでも、この主役の2人の17年間を描いた人間ドラマともいえる内容になっているんです。
それと、2人の友情の物語・・・。
海外ドラマ『TRUE DETECTIVE』が見れる動画配信サイト
現在、『TRUE DETECTIVE』は、Amazonプライムビデオで見ることが出来ます!
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