『ムーンライト』(16)や、『レディー・バード』(17)などの話題作で知られる映画製作会社、A24が2020年に放つ話題作『WAVES(ウェイブス)』とは、どんな映画なのかについて紹介していきます。
「一生に一度の傑作!」とも言われるほどの作品だそうで、期待が高まりますね。
/#A24 最新作
ミュージカルを超えた!🌊
<プレイリスト・ムービー>誕生!
\『WAVES/ウェイブス』4.10公開
傷ついた若者たちが
再び愛を信じて生きる希望の物語✨映画を彩るのは#フランク・オーシャン#ケンドリック・ラマー#カニエ・ウェスト etc
豪華アーティスト勢揃い🏆#WavesMovie pic.twitter.com/yG4pSG3Zlh— 映画『WAVES/ウェイブス』公式|4月10日公開 (@WAVES_jp) February 12, 2020
目次
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映画『WAVES』とは


出典:eiga.com
日本で2020年4月10日に公開される予定の映画『WAVES(ウェイブス)』。
この映画は、近年の映画界に旋風を巻き起こしている新進気鋭の映画製作会社「A24」が送る新作映画です。
監督のトレイ・エドワード・シュルツが作成した、31組のミュージシャンによるプレイリストを元に脚本を書いたということで、珍しい手法で作られました。
なので、この映画では音楽が重要な要素になっていて、曲の内容が登場人物とシンクロしていく内容になっています。
本国でも評価が高く、公開が待ち遠しい作品ですね。
予告編はこちら
『WAVES(ウェイブス)』の予告編です。
予告編を見ただけで泣けてくるんですよね・・・。
映画『WAVES』のあらすじ


出典:imdb
高校生タイラーは、成績優秀なレスリング部のエリート選手、美しい恋人アレクシスもいる。
厳格な父親ロナルドとの間に距離を感じながらも、恵まれた家庭に育ち、何不自由のない生活を送っていた。
そんなある日、不運にも肩の負傷が発覚し、医師から選手生命の危機を告げられる。そして追い打ちをかけるかのように、恋人の妊娠が判明。徐々に狂い始めた人生の歯車に翻弄され、自分を見失っていく。
そしてある夜、タイラーと家族の運命を変える決定的な悲劇が起こる。一年後、心を閉ざして過ごす妹エミリーの前に、すべての事情を知りつつ好意を寄せるルークが現れる。
ルークの不器用な優しさに触れ、次第に心を開くエミリー。やがて二人は恋に落ちるが、ルークも同じように心に大きな傷を抱えていた。そして二人はお互いの未来のためにある行動に出る・・・。
引用元:Filmarks
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映画『WAVES』のキャスト
ケルヴィン・ハリソン・ジュニア


出典:Fashion Press
今作で主演を務めたのは、1994年生まれのアメリカの俳優、ケルヴィン・ハリソン・Jrです。
2017年のホラー映画『イット・カムズ・アット・ナイト』での演技が高く評価され、これからが期待される俳優の一人ですね。
今作では、厳しい父親を持ち、不運に見舞われる青年、タイラーを演じています。
テイラー・ラッセル


出典:Fashion Press
主役のタイラーの妹役を務めた、1994年生まれのカナダ出身の俳優、テイラー・ラッセルです。
Netflixドラマの「ロスト・イン・スペース」でも有名な女優で、知名度を上げています。
今作では、心を閉ざしてしまう妹エミリー役として出演しています。
ルーカス・ヘッジズ


エミリーに好意を寄せる青年役で出演した、1996年生まれのアメリカの俳優、ルーカス・ヘッジズです。
2016年の映画『マンチェスター・バイ・ザ・シー』で、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされるなど、近年活躍目覚ましい俳優ですね。
今作では、自らも傷を持ちながら、心を閉ざすエミリーに思いを寄せるルーク役を演じています。
映画『WAVES』の監督


出典:Newyork Times
映画『WAVES(ウェイブス)』で監督を務めたのは、1988年生まれの若手監督、トレイ・エドワード・シュルツです。
名匠テレンス・マリック監督の撮影アシスタントとして映画界に入りました。
2017年のホラー映画『イット・カムズ・アット・ナイト』で一躍脚光を浴び、今後が注目される監督の一人として名を連ねています。
今作では脚本も担当しており、監督が作った31組のミュージシャンによるプレイリストから着想を得たストーリーになっています。
「ある意味でミュージカルに様な作品」と語っているように、音楽が重要な要素になっています。
映画『WAVES』は音楽がポイント!


出典:Fashion Press
この映画は、プレイリストから着想を得たストーリーということで、音楽とストーリーが連動しているとのことなんですね。
予告編では、フランク・オーシャンの「Godspeed」が流れていていました。
使用されている楽曲は以下の通りです。
♪FloriDada ♪Bluish ♪Loch Raven (Live) アニマル・コレクティヴ
♪Be Above It ♪Be Above It (LIVE) ♪Be Above It (Erol Alkan Rework) テーム・インパラ
♪Mitsubishi Sony ♪Rushes ♪Sideways ♪Florida
♪Rushes (Bass Guitar Layer) ♪Seigfried フランク・オーシャン
♪What a Difference a Day Makes ダイナ・ワシントン
♪La Linda Luna ケルヴィン・ハリソン・Jr.
♪Lvl エイサップ・ロッキー
♪Backseat Freestyle ケンドリック・ラマー
♪America ザ・シューズ
♪Focus H.E.R.
♪IFHY (feat.Pharrell) タイラー・ザ・クリエイター
♪Surf Solar ファック・ボタンズ
♪Love is a Losing Game エイミー・ワインハウス
♪I Am a God カニエ・ウェスト
♪U-Rite ♪U-Rite (Louis Futon Remix) THEY.♪Ghost キッド・カディ
♪The Stars In His Head (Dark Lights Remix) コリン・ステットソン
♪Moonlight Serenade グレン・ミラー
♪How Great (feat. Jay Electronica and My Cousin Nicole) チャンス・ザ・ラッパー
♪Pretty Little Birds (feat. Isaiah Rashad) SZA
♪True Love Waits レディオヘッド
♪Sound & Color アラバマ・シェイクス
これらの楽曲が、映画の登場人物の感情に寄り添う形で登場します。
音楽ファンはもちろん必見な内容になっています!
音楽担当
この映画の音楽を担当したのは、インダストリアルバンド、ナイン・インチ・ネイルズのリーダーである、トレント・レズナーと、音楽プロデューサーのアッティカス・ロスです。
デヴィッド・フィンチャー監督の「ソーシャル・ネットワーク」や、「ドラゴン・タトゥーの女」なども担当しているタッグです。
今作の音楽にかける思いが伝わってきますね。
映画『WAVES』の評価・感想


出典:Newyork Times
この映画『WAVES(ウェイブス)』は、非常に評価が高く、上映されたトロント映画祭で、最長のスタンディングオベーションされた作品になっています。
有力誌の評価を見ていきましょう。
「今の瞬間を映し出した作品」- GQ –
「今年、最もまばゆい体験」- THE RINGER –
「心が引き裂かれる作品」- The Hollywood Reporter –
「一生に一度の傑作!」- Variety –
Twitterでの評価はこちら!
美しくて切なくて寂しくて愛の深い映画でした。スタイリッシュな映像と、超豪華アーティストによる31曲の音楽も最高。100点満点あげたいくらいの映画でした。#ウェイブス #WAVES pic.twitter.com/MSsYc65sBb
— 短パン社長 奥ノ谷 圭祐 (@Okunoya_jr) February 21, 2020
「WAVES」
喜びと悲しみが、憎しみと愛が、寄せては返す波の様に繰り返される人生。
フランクオーシャン、カニエ、ケンドリックetcによる極上の楽曲が呼吸の如く物語に寄り添い進んでいく。映像も音楽も物語も、何もかもが素晴らしい。
誰かにとって人生で最高の作品になり得る傑作。4/10公開、必見。 pic.twitter.com/9B3oYVQ6d9— ISO (@iso_zin_) February 17, 2020
また映画を好きになってしまいました。
映像美や音楽が素晴らしいのはもちろんだけど、それらが普段イヤホンから聴いてる音楽と変わらない距離感で寄り添ってくれるから沁みる。
始まってすぐ、泣き出す5秒前状態。
鼻の奥がツーンと痛くなるあの感覚が残る#WAVES pic.twitter.com/re2RFFMVRD— 柳ゆり菜 (@Yngyrn0419) March 3, 2020
まとめ
以上、2020年4月10日に公開される予定の映画『WAVES(ウェイブス)』をご紹介しました。
間違いなく2020年でも5本の指に入るであろう映画なので、是非チェックしてみてくださいね。
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